■東京都内から大井町店にご来店です。
ダイヤモンドのお持込みでリングにしたいとのご依頼です。
できるだけ金額を抑えたいということで
セミオーダー枠をオススメしました。
今回決まった枠は在庫があったので
サイズ直しや脇石留めも自社で行い、
受付してから1週間後のスピードお渡しができました。
ちなみに婚約指輪はどんなものを選べばいいか
よく聞かれるのでオススメをお答えします。
そもそも婚約指輪を贈るのは
結婚する男性の半分程と言われています。
また、かつては給料の3か月といって1ctクラスを
サプライズで渡すのが定番だったそうですが、
現在は0.2~0.3ctクラスが主流で
新郎新婦が相談して購入するパターンが多いそうです。
デザインの好みもあるのでやはり
二人で話し合って決めるのが一番いいと思います。
では、どんな婚約指輪を選べばいいのか?
フルオーダーで枠を作ると当然高くなるので
比較的安いセミオーダー枠を選び
その分の予算をダイヤモンドに充てるのが
個人的にはオススメです。
また、
メレダイヤがだくさん留まったセミオーダー枠も素敵ですが、
婚約指輪なら脇石ではなく
その分の予算で
中石ダイヤの大きさや質を上げて下さい。
(今回のような脇石が小粒で2PC位なら
金額もそこまで上がらず
アクセントになるのでいいと思います。)
それでは中石のダイヤはどんなものを選べばよいか。
分かりやすく4Cを使って説明します。
あるジュエリーの販売員さんの話によると
婚約指輪は新郎から新婦への贈り物というだけでなく
家から家への贈り物という
結納金のような側面もあるそうです。
ダイアの大きさ=愛情の大きさではありませんが
「新婦側のご両親は大きければ大きいほど
娘を大事にしてくれていると思う」とのこと。
まずは
1、カラットを重要視してください。
次が
2、カットです。
カットの最上位は3EX H&Cですが、
(トリプルエクセレントのハート&キューピッド)
狙いはエクセレントからベリーグッドです。
ダイヤの一番の魅力はその輝きです。
写真のようにエクセレントカットのダイヤモンドは
取り込んだ光を内側で乱反射して輝くように
計算されています。
エクセレントの角度はそれぞれ範囲が
決まっていてその範囲から1つでも外れると
ベリーグッドになってしまいます。
逆にいうとベリーグッドは決して悪くはないので
ここが最低ラインだと思います。
次に
3、クラリティーはVS2以上、
これはルーペを使わないと傷や内包物が分かないレベルです。
4、カラーはG以上、
プロがダイヤの裏から見て黄色みを感じる程度、
石が留まった状態だとほぼ透明に見えます。
最期が
5、蛍光性です。
4Cと違ってあまり説明するお店はありませんが
蛍光性がないものと強いものを比較すると
強いものは白濁して輝きが鈍くなります。
できればFAINTか最低でもMEDIUMクラスを
選んだ方がいいと思います。。
良いダイヤの選び方はプロでも
意見が分かれるので正解はありませんが
婚約指輪に使うダイヤなら
上記のグレードの最低ラインを守りながら
(カットはVG、クラリティーはVS2、カラーはG、蛍光性はMEDIUMまで)
予算内で出来るだけ大きいダイアを選ぶのが
個人的にはオススメです。
予算に合わせてダイヤを仕入れることも
できますので詳しく知りたい方はご相談下さい。
■制作方法:セミオーダー
■金額です。
☆Pt900 0.5ct用セミオーダー枠(脇石0.06ct) ¥92,000
合計¥92,000(税込)
※修理リフォーム料金は、昨今の物価高、地金相場の上昇、人件費の上昇等で過去記事の料金とは変わることがありますので、ご了承ください。
※使用しない、不要な貴金属等ございましたら買取無料査定行いますのでご一緒にお持ちください。