トパーズのオーダー

トパーズ（英：Topaz）は非常に古くから装飾に用いられてきた宝石の一つで、和名で黄玉と呼ばれるとおり、黄色い宝石の代表的存在で、かつては黄色い宝石すべてをトパーズと呼んでいた時代もあったほどです。

加えてペリドットと混同されていた時期もあり、高名な宝石学者のクンツ博士ですら、著書の中でトパーズとペリドットは同じ宝石を指している、と述べていたほどです。

このようにトパーズとは歴史上一つの宝石を指した名称ではなかったのですが、今日ではシトリンとともに11月の誕生石の一つとなり、また結婚16年目を祝う宝石でもあります。

トパーズは様々な色合いを持つ宝石ですが、中でも、黄褐色～赤みのあるオレンジを示す「インペリアル・トパーズ」が有名です。インペリアルとは「皇帝の」という意味を持ちます。これは、かつて外観がよく似ているシトリンが「シトリン・トパーズ」として流通していた時期があり、これとトパーズを区別するため、当時のブラジルの皇帝、ドン・ペドロ2世にちなんでつけられたそうです。

ブルートパーズは色合いによってスイスブルー、ロンドンブルー、スカイブルーなどと呼称が分かれております。殆どのブルートパーズはX線照射や加熱により色が引き出されたもので、天然でブルーのものはごく稀です。また、ピンクトパーズについてもパキスタンで天然のものが発見されていますが、ブラジル産の黄色～茶色がかったものに加熱処理を施したものが一般的です。

また、ミスティックトパーズと呼ばれる、七色に輝くトパーズも存在します。これはカラーレスのトパーズにコーティング処理を施すことにより、多様な色を表現しているもので、色合いによってトワイライト、ムーンライト、ネプチューン等、様々な呼称が用いられております。

他にもシャンペントパーズやグリーントパーズ、カラーレストパーズなど、様々な種類のトパーズが存在します。尚、カラーレスのトパーズはダイヤモンドによく似ているため、代用品として用いられることもあります。

当社では、各種トパーズのルース、ジュエリー共に取り揃えております。商品は保管している店舗から、他店舗へのお取り寄せも承ります。気になる一石がございましたら、お気軽に各店スタッフまでお問い合わせください。

また、お買い上げいただいたルースを使用した、ジュエリーのセミオーダー/フルオーダーも承っております。ご希望に合わせ、様々なご提案をさせていただきますので、ぜひご相談ください。なお、表面コーティング処理がなされているミスティックトパーズは、加工により表面コーティングがはがれる可能性あるので、修理・リフォームなどはお断りさせていただく可能性があります。

トパーズのリフォーム・オーダーメード事例

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