シャンクともいいます。指にはめる部分です。腕の断面の代表的な形は甲丸、平甲丸、平打ち、しのぎ、剣腕と5つあります。腕の厚みの薄いものはもともと金もプラチナもやわらかい素材の為、重い荷物をもったときなど重さと指に入る力のかげんで変形してしまうことがよくあります。
手のひら側にくる中央部の厚みは1.0~1.8mmぐらいは必要です。腕に幅がのあるものは少々薄くでも幅がある分強度があります。又この部分はサイズ直し部分でもある為模様があるとその縮めた部分の模様が消えてしまったり、ロー付けの際にずれてしまったりします。量産品の場合はその部分になくなるようにデザインされています。
腕の仕上げは磨き仕上げ、つや消し仕上げのとちらかか、両方のミックスになっている場合がほとんどです。
つや消しをした場合は新しいうちはよいですが、使っているうちに小キズがつき、つや消しがとれたり、サイズ直しのときは再度つや消し処理をしなければならないなど手間がかかります。