フルオーダーメイド(別途、既製品の枠などを選択するセミオーダーメイドというものもあります。)による完全オリジナルリングの制作方法は、下記のようにさまざまあります。
ご希望のデザインにより、制作方法をご提案します。
1.ワックス加工法(ワックス原型/鋳造)
ワックスとと呼ばれるロウソクのようなものを削って原型を作り、鋳造(ロスト・ワックス・キャスティング)する方法です。
一般に市販されているジュエリーのほとんどがこの技法で作られています。
一旦、ワックス原型でデザインイメージを確認することが、可能です。
2.シルバーの地金の板や丸線や角棒などを丸めて作り原型を作り、鋳造する方法
シルバーの材料を切ったり、曲げたり、溶接して原型を作る方法です。比較的シンプルな指輪を作るときに、この技法を使います。一旦、シルバー原型でデザインイメージを確認することが、可能です。鋳造は、1.と同じロスト・ワックス・キャスティング方法です。
3.金やプラチナの板や丸線や角棒などから直接作る方法
原型製作や鋳造せずに、直接、金やプラチナの材料から、切ったり、曲げたり、溶接したりして、直接指輪を作る方法です。シンプルな指輪を作るときに、この技法を使います。
4.地金を溶かして、叩いて作る方法(鍛造)
地金を(鋳造するのではなく)溶かして叩いて、直接指輪を作る方法。
お持込の地金を利用することも、可能です。当店では、この方法を打ち直しと読んでいます。
5.光造形法(3D CADを使って原型を作り、鋳造する方法)
ワックスで作るには複雑なデザインなどをパソコンを使って、イメージデータで原型を作る方法です。現在、実用に向けて研究中です。